通常、仕入れ販売の場合、商品を一定の数量仕入れるため、通常の売値よりも安価に仕入れることが可能です。しかし、無在庫販売の場合は、そもそも商品を仕入れることがないため、仕入れ金額の面で不利な点が挙げられます。販売金額を自由に設定できるものの、仕入れ金額の面から利益を出しづらいといえるでしょう。
低コスト・低リスクで始められるドロップシッピングですが、ビジネスとしてショップを運営するには注意点もあります。
一般的な販売では、小売店は卸売業者(商品のメーカーなど)から商品を入荷し、お店の倉庫で保管します。そして商品が売れたら、自店の在庫から発送します。対してドロップシッピングでは、小売店は販売を行うのみで、商品を仕入れることはありません。代わりに、商品が売れたら卸売業者に連絡を送り、直接購入者の元へ商品を届けてもらうのです。¹⁻³
また、お金を払って仕入れているので、その在庫が売れるまでは売上がマイナスのままになります。
-ドロップシッピング, 仕入れサイト ドロップシッピングビジネス 管理責任者:齋藤征史(ミニクル合同会社 代表)
なお、商品代金の支払いは、ショップと購入者との間で決済をするようになっており、購入者はクレジットカードやジャパンネットバンク(前入金)、代金引換が利用できます。
ドロップシッピングとは、無在庫販売の一種で、卸業者やメーカーから購入者(エンドユーザー)に直接商品を送る「直送」をする販売形式です。
モール型の卸サイトでは、さまざまな卸業者を検索できるので、ドロップシッピング対応の卸業者を探すことも可能です。
ここでは『ドロップシッピングを提供している企業』を具体的に紹介します。あなたのネットショップのコンセプトに合った商品を探してみましょう。
つまり、あなたが語ることのできる商品の『逸話』や『ストーリー』などを添えることで商品の価値を高め、お客さまに興味を持ってもらうのです。
ドロップシッピングは簡単そうですが、本当にうまくいくか不安に感じる方もいるでしょう。
ドロップシッピングを始める際は提携先の企業やメーカーを探す必要はありますが、契約が済めば、自分のショップに関する販売業務に集中できます。
例えば配送を早くしたり、お店のレビューを集めて安心できるショップだと思ってもらったりなどが、差別化の方法として考えられます。
ネットショップ作成サービスは、開設や運営は無料で、売れたときにのみ手数料が発生する無料のプランもあるので、「始めてみたいけれど、売れるかどうかわからない」という方も低リスクで始められます。